プリント基板実装の通販

ビジネスにおいて誰を顧客とするかによって戦略が変わってきます。
プリント基板実装においても同様でBtoB(法人顧客相手のビジネス)、BtoC(個人客相手のビジネス)があります。

プリント基板実装は製品の核ともなる部分ですからほとんどはBtoBです。
しかし試作で一枚から受け付けているプリント基板実装製造企業などでは個人の注文が近年増えているという話です。
一見不可思議な現象に思えるかもしれませんが、その実昔からその傾向というのはありました。
たとえばオーディオを趣味とする人たちです。
昔はオリジナルのプリント基板実装が泣くとも真空管などを組み合わせて、より音がよくなる回路を自分で研究していました。
それが現代ではプリント基板実装を自作したりして同じようによりよい音を探求したりしているのです。
そういう人は、電子回路に関する知識を持っていることは少なくないですが、まったくなくても希望通りの設計をしてくれるという点も大きな魅力となっています。
もちろん、オーディオだけではありません。
他にも車の部品など自分が徹底的にこだわる趣味を持つ方が製品を買うよりもオリジナルのプリント基板実装を元にした電子回路を利用したいという欲求が高まっているようです。
今ではプリント基板実装もネットで簡単に注文ができますし、地方でも発送されるのでプリント基板実装製造企業のほうでも個人向けの窓口など増やしたりして需要を獲得しているということです。
メーカーからの依頼はこの不景気、そしてプリント基板実装事態の需要の落ち込みで減っています。
個人客の獲得はそういういみでプリント基板実装製造企業の生き残りに大きな意味を持つのです。

プリント基板実装の見積もりから出荷までの製作工程フロー

プリント基板実装を注文する場合にはまず見積もりから始まります。
下記に見積もりから納品までの大まかな流れをまとめていきましょう。

見積もり
まずは見積もりをしますが、一からプリント基板実装を作る試作基板を設計して場合とすでにあるプリント基板実装の設計図を元に大量生産してのしてほしい場合では見積もり金額が異なってきます。
大量生産がすぐに出来る場合試行錯誤というのは必要ありませんが、試作基板の場合にはクライアントとして望むものに仕上げるために修正が必要だからです。

見積もりの際には基板の素材や大きさ、板の厚さ等々プリント基板実装に関する細かな情報を一つ一つ指定していく必要があります。

見積もりはネットで出来て無料と言うところが多いです。



受注
メールなどで見積もりの情報が来たら、それが検討されていきます。
予算、配線、問題がなければ正式な注文となります。



設計
プリント基板実装の設計からということになれば見積もり・注文書のデータを元に回路図、ネットリストデータ、外形図、部品表、配置検図用資料、CAMデータなどが出てきます。
クライアントはそれをチェックしてプリント基板実装製造へのGOサインを出します。



プリント基板実装製造
プリント基板実装の設計に問題がなければ製造です。
設計図に基づきプリント基板実装が製造されていきます。



納品
プリント基板実装を製造したら仕上がりを確かめるために顕微鏡や目視による検査を行います。それにパスをしたら無事宅配便などでプリント基板実装を出荷します。

フレキシブルプリント基板実装とは

フレキシブルプリント基板実装とは通常固い板で強度を持たせるはずのプリント基板実装を絶縁性がある柔らかいフィルムに薄い金属泊を貼り合わせて回路を作るプリント基板実装です。
片面、両面、 多層という風に分類でき、多層となるとフレキシブルプリント基板実装といえど硬いものとなってしまいます。

製造法は硬いプリント基板実装同様に基板と銅箔層を重ねてその上からレジストを回路部分だけ固めて後は流していくというところでは同じです。

薄く柔らかくなったことで従来使えなかった折り曲げなどができるようになり折りたたみ式の携帯電話などに採用されています。
また、平面でしか設置できなったプリント基板実装自身を立体的に小さく折りたたむことで省スペースが可能となり、パソコン、携帯電話、デジカメ電子機器の小型化、液晶の薄型化へとつながっています。
ただ、最近では省スペース化も限界に近づいてきておりこのタイプのプリント基板実装の需要も下降気味という状況です。

また、材料の高品質化により耐熱性や低伝送損失といった性能も向上し安定した使い方が可能となっています。

その歴史は意外と古くアメリカで航空宇宙産業用にフレキシブルプリント基板実装の開発が始まりました。
一方その頃、日本では従来の硬いプリント基板実装を使った家電などが普及しているまさに待った中でした。
とはいえ、住友電工のように既存の商品の研究開発の延長としして開発を行っている企業もあり、それが今ではプリント基板実装の主力と言っていいものへとなっています。